
第3回 布ナプキンの可能性
布をあててみる
あたためにつながる、一歩
女性が生理と付き合う期間は40年以上です。
1回の生理を5日間と仮定して… 生涯生理と付き合う年数は40年間。日数に換算すると2,440日間=6.5年間(6.5年
間も生理痛に悩まされているなんて…)
私たちが生理中に長時間使用する紙ナプキンや使い捨て生理用品は、経皮吸収率がとても高い陰部と接触するため、経皮毒のリスクも高いことが危惧されています。
そもそも、このコラムを読んでくださっている皆様は、生理に対してどのような気持ちを抱いていらっしゃいますか?
毎月の憂鬱?生理痛がひどい、PMSがつらい、いっそなければいいのに…
特有のお悩みではあると思いますが、それも多種多様にあると思います。
そのさまざまなお悩みにも少しずつ触れていきたいこのコラムですが、今回はちょっとした布ナプキンを使ってみる提案をしてみたいと思っています。
布ナプキンに対してどんなイメージを持たれていますか?
蒸れそう?めんどくさそう?きたない?
たしかに、はじめるまでは不安がつきものですよね。私はよく、布ナプキンを最初から生理に使わないで、普段から装着してみることもオススメしています。
布ナプキンMサイズをベリーショーツと合わせて毎日装着して、寒いときには、MサイズをLサイズに付け替えてみる。
実は、暑い日に布ナプキンをすると、より汗を吸収し、雑菌の繁殖を軽減してくれます。
膀胱炎持ちでお悩みだった方も、そのちょっとした雑菌の繁殖を防いでくれた布ナプキンのお陰で、改善されたというお話も聞きます。
(参考:IN YOU journal「化学物質でできた「生理用ナプキン」の裏側。あなたの体と未来の赤ちゃんを守るために全ての女性が知っておきたいこと。」2016年2月19日)
PROFILE

さとうまき
福島に拠点を持ち、東日本大震災後、1万人マッサージしたボランティア活動や、メンタル ヘルスや発 酵 食を通して、よりよい生命活動につながる毎日を、研究中。